82歳・寝たきり歴3年越えの父。その美肌の謎を探る【食事編】
父は重症の嚥下困難ですので、食の形態はミキサー食かゼリー食、摂取量も少ないです。主治医からは、1日1000kcalを目安に食べさせるようにと言われていますが、父の食の進み具合が悪いときは、1000kcalも摂れていない日もあります。
そんな食生活ですが、デイサービスの看護師さんは「たんぱく質が足りているから肌がきれいなのよ」とおっしゃいます。
えー、足りてるのかなぁ(^^;と私は思いました。
父には幸い、食事制限がありません。食材に関しては何を食べさせても良いと言われています。ですが、肉、魚料理をミキサーして食べさせると消化不良を起こします。そこで蛋白源は、卵や大豆製品に限られてしまいます。それとて、たくさん食べられるわけでもありません。
ですので、主治医からエンシュアリキッドを処方していただき、肉や魚に関しては市販の介護食を利用しています。 エンシュアに関しては、たんぱく質摂取のためと言うより、カロリー摂取量を上げるためです。
(エンシュアは、それのみ飲んでいれば生きられる、と言われている医薬品ですが、胃ろうでエンシュア投与のみのお年寄りの中には、褥瘡を患っている方もおられます。ということは、カロリーさえ充分にとっていれば肌を健康に保っていられるかと言うと、必ずしもYesではなさそうです)
このように、父は、生命維持ギリギリのカロリーで、たんぱく質が足りているかもわからない食生活です。なのになぜ、肌がきれいと言われ、褥瘡が出来ず、褥瘡らしき発赤が出来てもワセリン+サランラップで治ってしまうのか……。
そんなこと、いくら考えたって私に答えがわかるわけはないのです( ≧∀≦)
ただ、私がこの2年間、父の食事を作ってきて、必ず毎日食べさせているものがあります。
それはゼラチンです。
食べさせるとゆーか、ゼリー食に必要だから使ってるだけなんですけどね(笑)
私は、ゼラチンが父の美肌キープ(？)に一役かっているのではないかと思っています。ゼラチンはたんぱく質のカタマりみたいなもんですからね。
あーでもこれは、私の勝手な思い込みです。
ウチの父の場合は、ゼラチンと相性がいいのかなって、その程度の話です。
食事編とかタイトルつけといて、要約すれば「ゼリー(ゼラチン)をたくさん食べてるよ」って、それだけの話でした(笑)
読んで下さってありがとうございます。
