こんな感じで生きてます

認知症の両親、私、息子、猫の毎日を綴ります。

うちのトイレはかなりキレイだと思う。母のおかげで(T▽T)

 

はじめにおことわりしておきますが、タイトルからお察しいただけますように、シモ系の、お話ならぬ【汚話】でございます。

母は、リハパン+パッド着用ではありますが、ひとりでトイレに行き、ひとりで用足しが出来ます。これ、介護認定調査では「自立」のひとつに数えられてしまいますが、実際は、ディテールがダメなんですよ~(泣)

 母は、1年ぐらい前から『トイレットペーパーを長く引っ張り出してから切る』ということが出来なくなりました。ペーパーの最初のミシン目で切ってしまい、その、吹けば飛びそうな一片で、拭いているのです。手で拭いてるのと一緒です。汚いよう(泣)

私がなぜそれに気づいたか。それは、トイレの手拭きタオルに黄色い汚れが付いていることがしばしばあったからです。犯人は母しかいないので、ある日母がトイレに入るときに「お母さん、トイレを正しく使えてる?確認したいから、ドアを開けたまましてくれる?」と言ってみました。母はもう重度に近い認知症ですので、怒ることも恥ずかしがることもなく、笑っていました。「いつも通りにトイレしてね」と言うと、たいしてためらうこともなく、用を足し始めました。そして、トイレットペーパーに手を伸ばし、最初のミシン目でペーパーを切りました。私は「へっ?!」と思いましたが、黙って見ていました。母はそれで拭い(たつもりになっ)て、水を流し、指先をチョロっと洗って、タオルで拭きました。これが、タオルに黄色い汚れが付く原因か!

その時は【小】だったんですけどね。【大】ならタオル黄色くなりますわな(。´Д⊂)

それ以来私は、母がトイレに行くのに出くわした際には、トイレットペーパーは長~く引っ張り出してから切るんだよ、と毎回教えました。言えば辛うじて出来ますが、そういつもいつも、母のトイレタイムに付き合ってはいられません。私が見ていない時は、相変わらずミシン目1区画で拭いているようで、タオルが汚れることがありました。

ならば、せめて手をよく洗ってから拭いてちょうだいと口を酸っぱくして言っていますが、これもやはり、見ていない時はろくに洗っていません。ちゃんと洗っていたら、タオルが黄色くならないはずですよね。

母はまだ字は読めるので、お約束の貼り紙もしています。『トイレットペーパーは長く引っ張ってから切る』とか『手をよく洗う』とかね。

しかし重度の認知症患者に貼り紙は無駄。無意味。無力(笑)

 

だから私は日に何度も何度も、見た目汚れてなくも、トイレを掃除し、手拭きタオルを取り替えます。ドアノブから水洗レバーから母の手が触れたであろう箇所は除菌シートで拭きまくります。母の顔を見れば、食事の前じゃなくても「手を洗って」と言って手を洗わせます。←母はめんどくさそう(笑)

そんなわけで、うちのトイレは、駅やコンビニやショッピングモール等、公共のトイレよりもよっぽどキレイだろうと自負しているのですが、正直、ノイローゼになりそうです。

そこで、母がトイレットペーパーを適正に使えないことに対しての策を練りました。Amazonでこれならイケるかも、というモノを見つけました。

でも長くなるので、明日続きを書きます。

読んで下さってありがとうございます。

 

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